見積り
導入するサーバなどの製品について検討します。 基本方針としてコストは必要最低限に抑えるとしましたので、 性能要件を満たす範囲で低価格のサーバを選定します。
ただ実際にどの程度の性能が出るかを事前に見積もるのは非常に困難です。 一般的には検証機を準備して、事前に性能を検証した上で本番運用のサーバを選定します。 しかし当然そのような余裕はありませんので、 サーバについては割り切って低コストであることを重視して決定します。 ただ今回はクライアント数が7台程度と少なく、 一般的な社内WWWサーバとしての利用が主ですので、 低価格のサーバでも十分に性能要件を満たせると想定しています。
コストという点ではサーバなどの初期導入費用の他に ランニングコストが挙げられます。 ランニングコストの代表的なものとしてはやはり電気代です。 そこで電気代もできるだけ抑えられるように配慮します。 ただ極限まで削るような構成にはしません。
これらをまとめるとサーバ選定のポイントは以下の通りとなります。
ちょっと話が逸れてサーバの定義についてですが、 ここではあくまでWWWなどのサービスを提供する ために利用する『ハードウェア』を指すこととします。 従ってただの自作PCでもサーバソフトウェアが稼働しれいれば 『サーバ』と呼びます。
最近では低価格PCというと自作PCよりもPCメーカーの廉価版PCや PCショップオリジナルのものの方が安い場合が多いです。 しかし、メーカー製PCはどこメーカーのパーツを使っているのか分かりづらく ドライバの入手などで苦労することが多いので、柔軟な構成を組みやすい 自作PCを選択することにします。
性能は低くても、それなりに安くて消費電力が低いPC。 さらに狭い職場で近くに設置されていてもストレスとならないように 静音であることも考慮して選んだのが以下の構成です。
| 項目 | 製品 | 備考 |
|---|---|---|
| チップセット | Intel 945GC+ICH7 | 低価格、CPU・グラフィックも統合 |
| CPU | Atom 330(1.6GHz) | マザーボード統合型、ハイパースレッディング対応、省電力 |
| メモリ | DDR2 PC6400 2GB CL5 | あまりこだわらない |
| HDD | 3.5インチ 500GB 7200rpm | 3.5インチで低価格、大容量、静音狙い |
では実際にサーバの部品を購入するために、製品を選んでいきます。
| 種別 | 画像 | 製品名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| マザーボード | ![]() | Intel Atom330(1.6GHz)のCPU統合型 | |
| メモリ | ![]() | - | |
| HDD | ![]() | 3.5インチ、7200rpm | |
| ケース | ![]() | Mini-ITX用ケース | |
| DVDドライブ | ![]() | Serial ATA接続、スーパーマルチドライブ | |
| ディスプレイ | ![]() | 17インチ、1280x1024 | |
| キーボード | ![]() | コンパクトでノートPC風 | |
| マウス | ![]() | PS/2、光学式 |
以上で費用を見積もると、サーバ本体が38,000円程度。 さらに、ディスプレイ、キーボードなどの周辺装置がおよそ22,000円で 合計60,000円程度となります。 周辺装置については必ずしも新規に購入する必要はないので、 余っているものがあればそれを使ってもいいですし、 サーバのセットアップの時だけ一時的に他のPCとつなぎ替えて 使っても大丈夫です。
また、今回はブロードバンド環境が既に導入されていることを前提としていますが、 未導入の場合を想定してネットワーク関連の商品も紹介しておきます。
| 種別 | 画像 | 製品名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 無線ルータ | ![]() | IEEE802.11n/g/b対応 | |
| スイッチングHUB | ![]() | 8ポート |










